毎月第1日曜日は…①
毎月第1日曜日を早くも4回迎えた私ですが…
パリ市内の複数の美術館や博物館などが無料になる日なのです。
思う存分芸術に浸れる日…
1er dimanche du mois
昨年は、まだパリに慣れていなかったこともあり
この制度を知らず…
1月からは絶対にこの機会を逃すまいと事前にしっかりと下調べをして行ってきました!!
ちなみに無料なので、荷物チェックだけでスルッと館内に入れます。
こんなあっさりと無料で入れるのかと驚いてしまいました…😅💦
クリュニー中世美術館
さて、まず最初に訪れたのがこちらのクリュニー中世美術館です。
地図を見ながら目的地にたどり着いたのですが…
お城のような豪邸のような建物で美術館だとは思わず、驚きました。
それもそのはず、この建物の敷地自体が古代ローマ時代の浴場跡で
さらには、この美術館の建物は14世紀頃のブルゴーニュ・クリュニー修道会の
パリ拠点兼修道院長の別邸として建てられたものだそう。
なんだか壮大なスケールで、ちょっと想像が追いつきませんが、
なぜ私がこの美術館を1番最初の美術館に選んだかといいますと…
かれこれ5年程前にこちらの美術館の看板作品でもある
“貴婦人と一角獣”のタピスリーの展覧会が大阪で開催されていたのですが
都合が合わず…悔いが残っていたからなのか、、
展覧会のチラシをこの5年間大事に置いていたからです。
そして…
こちらの美術館の看板作品、5年間の重い想いと共に…
“貴婦人と一角獣”の連作タピスリー無事鑑賞することができました!
西暦1500年頃のタピスリー。
展示部屋がそんなに大きくないのもありますが、
作品自体もとても大きいので部屋に入ったら結構圧迫感が凄く
どうしても全体像が綺麗に撮れませんでした😅
でもやはり看板作品のタピスリー
実際に目にすると、織物でここまで繊細に表現できるのかと驚きます。
貴婦人の穏やかな表情と
なんだか愛らしい一角獣の表情、動植物の鮮やかで可憐な美しさに感動しました。
タピスリー以外にも、中世の展示物が沢山。
一角獣の作品や本なども展示されていて見応え十分です🔎
② 次はピカソ美術館へ…